2013.6.1 受託研究員の受け入れ
一般社団法人次世代不動産業経営研究会の三津川真紀さんが、東京工業大学の受託研究員制度を通じて、6月1日より研究室のメンバーに加わりました。研究テーマは、「スマートハウスの普及に伴うソフトウェアの開発と付加価値サービスの検討」です。
2013.5.27 地熱関係でヒアリング
地熱ガバナンス研究会のグループで、資源エネルギー庁の担当者の方々にヒアリングを行い、地熱関係の現状の取り組みや今後の方向性について把握するとともに、研究グループの活動を紹介しました。
2013.5.21 文部科学省・安全・安心科学技術及び社会連携委員会
標記委員会の「リスクコミュニケーションの推進方策に関する検討作業部会」で、私が事務局長を務めている日本リスク研究学会の取り組みについて紹介しました。
2013.5.13-16 国際影響評価学会(IAIA)(カルガリー)
カナダのカルガリーで開かれたIAIAの年次大会に参加。「Stakeholder involvement for radioactive decontamination in Fukushima」と題して、福島県内の除染活動に関する関係主体の参加について報告。報告後、質問やコメントなどを受け、一定の反響がありました。また、この大会では、原科幸彦名誉教授がこの学会の最高賞であるローズ・ハーマン賞を受賞しました。
2013.5.9 修士論文発表会
2013年度6月修了予定の笹生梨恵さんが修士論文の発表を行いました。論文のタイトルは、「ロンドン市の裁量的指導に着目した都市開発の計画段階における低炭素化施策の効果分析」です。
2013.4.24 福島第一原子力発電所の現地調査
福島県原子力発電所廃炉措置安全監視協議会の活動として、電源喪失ならびに汚染水の貯留施設からの漏洩問題への対応状況を調査。発電所内の調査は、今回で2回目となります。
2013.4.12 「地球環境の政策科学」スタート
隔年開講している「地球環境の政策科学」が開始されました。この授業は、毎回外部からこの分野の専門家をお招きし、講義を行っていただくもので、第1回は地球環境戦略研究機関(IGES)の森秀行所長にお越しいただきました。
2013.4.4 新入生歓迎会
2013年度の新入生を迎えて、専攻によるオリエンテーションの後、歓迎会を行いました。錦澤研究室と合わせて、新メンバーは博士課程2名、修士課程5名、学部4年生が1名となります。
2013.3.26 大学院修了式、謝恩会
2012年度の大学院修了式が行われ、村山研究室・錦澤研究室では、博士3名(論文博士1名を含む)、修士4名が課程を修了し、学位を取得しました。謝恩会では、学生たちがこれまでお世話になった原科幸彦名誉教授、秋山貴・国立環境研究所研究員、杉本卓也・千葉商科大学専任講師も加わり、交流を深めました。
2013.3.11 アスベスト問題関係で講演
建築物で使用されたアスベストによる汚染やリスクの問題について、講演しました。
2013.3.3 OBOG会の開催
一昨年度まで本学の教授であった原科幸彦先生の研究室と合同で、田町キャンパスにおいてOBOG会(すいか会)を開催しました。当日は、ともに博士課程修了者である森下英治さん(愛知学院大学教授)と升田尚宏さん(TBSアナウンサー)に講演していただきました。原科先生が国際影響評価学会から最高賞であるRose-Hulman Awardを受賞されることもあり、全国から50名程度のメンバーが集まり、会合後の懇親会も大いに盛り上がりました。
2013.2.24 先導的国際がん研究の動向に関するシンポジウム
順天堂大学の樋野興夫教授らの主催による国際シンポジウム『先導的国際がん研究の動向:アスベスト暴露による中皮腫~環境発がんのリスク予知と予防への新しい展開~』に座長の一人として参加。タイ、ベトナム、韓国、インドネシアの医学専門家が参加し、中皮腫を中心としたがん研究の動向が議論されました。
2013.2.18 修士論文発表会
環境理工学創造専攻の修士論文発表会が開かれ、村山・錦澤両研究室に所属する学生4名が発表を行いました。論文タイトルは、以下のとおりです。
「環境アセスメントにおける電子媒体活用の現状と課題」(石川文月)
「地熱発電開発における社会的受容性の要因分析
~柳津西山地熱発電所と小国地熱発電所計画を事例として~」(上地成就)
「米国NEPAにおける簡易アセスメント制度の特徴
-エネルギー省の風力発電事業を事例として-」(岡島雄)
「環境アセスメントにおける予測の精度に関する研究
-東京都の高層建築物の新築事業を対象として-」(小森陽昇)
2013.2.17 高レベル放射性廃棄物の処分問題に関するシンポジウム
原子力発電所から発生する高レベルの放射性物質の廃棄物処分に関するシンポジウムに参加。フォーラムメンバーという立場で、この問題をめぐる基本的課題や施設の安全性に関して、立場の異なる専門家のプレゼンテーションに対する質問やコメントを行いました。
2013.2.15 アスベスト(石綿)問題でコメント(毎日新聞記事)
アスベストによる健康被害を受けた可能性がある労働者の就業時期や作業内容などを示す文書の提出を奈良地方裁判所が求めた判決について、健康リスクの全容解明に有効というコメントを加えました。
2013.2.7 ふくしま復興支援フォーラムで講演(福島県福島市)
福島大学時代の同僚で元福島大学長の今野順夫さんらが運営している「ふくしま復興支援フォーラム」で、「放射線のリスクをめぐるコミュニケーション」と題して講演しました。2011年11月から続けられており、今回で30回を数えます。当日は、社会人の方、行政関係やメディア関係者に加え高校生も参加してくれました。加えて、県外からも中日本からわざわざ参加してくれる方がいらっしゃり、とても熱のこもった議論となりました。
2013.2.5 『環境アセスメント学の基礎』が恒星社厚生閣より発刊
環境アセスメント学会のメンバーが共同で執筆した標記の書籍が出版されました。私は、「国際援助機関における環境アセスメント」の節を担当しました。
編者:環境アセスメント学会
ページ数:234ページ
価格:3,150円(税込)
出版社のサイト:恒星社厚生閣新刊案内
2013.2.5 福島第一原子力発電所の事故処理・廃炉作業を視察(県廃炉措置安全監視協議会)
2012年12月から専門委員として関与している福島県原子力発電所廃炉措置安全監視協議会のメンバーとともに、事故処理が行われている現場の進捗状況を視察しました。当日は、事故処理ならびに廃炉作業の前線基地になっているJビレッジで放射線防護のための装備を着用し、第一原子力発電所の場内では4号機の屋内に入り、使用済み燃料の保管状況や搬出への準備状況を視察しました。原子炉周辺の放射線レベルは以前として高く、廃炉に至る途の険しさを改めて痛感しました。
2013.2.3 放射線の健康不安に関する車座懇談会(福島県富岡町対象)
原発事故の影響で避難している富岡町の住民のうち、小さなお子さんを持つ保護者の方々を対象にした懇談会にファシリテーターの一人として参加。日頃抱えておられる悩みや不安についてポストイットに書き出してもらい、KJ法の形式で参加された方々の考えを整理していきました。放射線の影響に関する不安や情報への不信のみならず、子どもへのストレス、避難生活を通じて誹謗中傷、今後の生活設計の問題など、様々な側面から問題を抱えておられることを実感しました。
2013.1.26-27 石綿問題総合対策研究会 第1回研究会(大岡山キャンパス)
2012年末に発足した石綿問題総合対策研究会の第1回研究会が開催されました。2日間で130名あまりの方々にご参加いただきました。深く御礼申し上げます。懇親会にも多くの方々にご参加いただき、新たな交流の場としての可能性を感じました。
2013.1.17 化学物質環境実態調査 環境科学セミナーで講演
「化学物質環境実態調査 環境科学セミナー」(環境省主催)で、「化学物質をめぐるリスクコミュニケーションと合意形成」と題して講演。
2013.1.11 アスベスト(石綿)問題でコメント(毎日新聞記事)
東日本大震災で被害を受けた建物の解体工事で、アスベストの飛散が著しい現場が確認されたことについて、コメント。日本の技術水準の高さに比較して、業者間の技術差、能力のチェック、高濃度曝露の可能性のある人々へのフォローアップについて言及。
2013.1.10 博士論文発表会
以下の社会人学生の論文発表会が開かれました。
「開発途上国における廃棄物管理のためのハートウェアの役割に関する研究
-スリランカの地方自治体を事例として-」 発表者:清水研
「ラオスのダム事業における環境社会配慮策の効果と課題」 発表者:松本郁子
2012.12.10-11 国際リスク分析学会(サンフランシスコ)
アメリカのサンフランシスコで開かれた国際リスク分析学会の年次大会に参加。「Risk communication activities for radiation risks in Fukushima」と題して報告。
2012.12.4 環境情報科学学術研究論文発表会(東京)
環境情報科学センター主催による第26回環境情報科学学術研究論文発表会において、「地方自治体における化学物質管理とリスクコミュニケーションの現状分析」と題する発表を行いました。
2012.11.30-12.1 環境アセスメントと災害管理の政策統合に関する日英ワークショップ(千葉)
千葉商科大学で開かれた「環境アセスメントと災害管理の政策統合に関する日英ワークショップ」に参加。日本側は同大学の原科教授を中心とするグループで、国立環境研 究所や国立防災科学研究所、国際協力機構のメンバーも参加。イギリス側は、リバプール大学のFischer教授を中心とするグループが来日。「Integration of environmental impact assessment and risk management」と題する報告を行いました。その後、宮城県女川町に視察へ伺いました。
2012.11.26-27 NERIS会議(オスロ)
ノルウェーのオスロで開かれたEuropean Platform on Preparedness for Nuclear and Radiological Emergency Response and Recovery (NERIS)の会合に、「汚染地域の実情を反映した効果的な除染に関するアクション・リサーチ」に関するプロジェクト(FAIRDO)の一環として、福島大学名誉教授の鈴木先生やIGESの十時研究員とともに参加。「Social impact of radiation risk and stakeholder involvement in decontamination activities」と題して報告。
2012.11.19-20 アジアアスベスト禁止会議(バンコク)
タイのバンコクで開かれたアジアアスベスト禁止会議(A-BAN)に参加
2012.11.10-11 日本リスク研究学会(滋賀)
滋賀大学で開かれた日本リスク研究学会の第25回年次大会に参加。「原子力災害による放射性物質の影響と今後の課題−福島県内の市町村と小学校を対象として−」と題して報告しました。
2012.11.1 日韓中環境アセスメントワークショップ(韓国、チェジュ島)
韓国のチェジュ島で開かれた環境アセスメントに関する日韓中ワークショップに参加。放射線のリスクをめぐる社会影響を中心に報告しました。
2012.10.19 読売新聞「論点」
読売新聞の「論点」に拙論が掲載。、放射性物質の除染により生じた廃棄物の処理施設の立地選定プロセスについて、「決定、通知、説明(DAD)」ではなく、戦略的環境アセス(SEA)の発想に基づく参加型のプロセスを進めるべきことを記述しています。
2012.9.29-30 環境アセスメント学会第11回大会(福岡)
福岡大学で開かれた環境アセスメント学会第11回大会に参加。放射線リスクの社会影響について報告するとともに、報告セッションの座長を務めました。
2012.9.28 配慮書段階の環境アセスメント技術手法に関するワークショップ(福岡)
福岡市で開かれた「配慮書段階の環境アセスメント技術手法に関するワークショップ」(環境省主催、環境アセスメント学会共催)に、パネリストとして参加。複数案の扱い、他の段階との区別、専門家の役割などについてコメントしました。
2012.9.17-19 環境アセスメント制度に関する調査(台湾)
台湾の台北と台南に出張。環境アセスメントの制度ならびに適用事例を把握するため、台湾政府の環境保護署、台南県の担当部署でインタビューを行うとともに、環境アセスメントの審査会を傍聴。工業団地の建設が計画されていた干潟も視察しました。
2012.9.15 環境経済・政策学会(仙台)
環境経済・政策学会の2012年会(東北大学)に参加。「震災・原発事故と環境問題 -廃棄物・放射線・アスベストを中心に」と題するセッションを企画し、原子力災害の社会影響とコミュニケーションについて報告しました。
2012.9.7 日本計画行政学会全国大会(岡山)
計画行政学会の第35回全国大会(岡山大学)に参加。「公共事業」のセッションで、木谷忍先生(東北大学)とともに、座長を務めました。
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